12月15日(日)、第17回大樹生命ヒーローズカップ関西大会が大阪府枚方市にある常翔啓光学園にて行われました。16チーム中、ベスト4が全国大会出場となります。冬らしい冷たい風が吹く中、甲東6年生はまだ見ぬ景色の先へ挑みます。
第一試合は京都の城陽ラグビースクールさん。開始早々は動きが固かったものの、少しずつ仲間を信じ、仲間に繋ぐ自分たちのラグビーをすることができ、35vs20で勝利をおさめました。
ベスト4をかけた第二試合は大阪の吹田ラグビースクールさん強豪チームとの対戦ということもあり、選手たちの緊張はピークに達していたと思います。そんな中で、お互いに声をかけ合い、顔を見合わせて気持ちを作っている姿がとても印象的でした。
結果は0vs45
全国大会への切符は手に入れることができませんでした。試合後はお互いの健闘を讃えてエール交換が行われました。キャプテンがしっかりと務めてくれました。
甲東で最高学年になり、意気込み新たにスタートしたのも束の間、試合に勝てないことが続き、焦りや不安から気持ちが少しバラバラになった中、最後の合宿。
コーチたちと共にもう一度自分たちのラグビーを見つめ直しました。チーム力を上げるために個々での自主練にも取り組みました。目に見えて成果が分かるものではないことを続けていくことは容易ではなく、「みんなで強くなりたい!」という思いを胸に各々が努力を重ねてきました。点を取られるたびに下を向いていた。失敗することを恐れて前に踏み出せずにいた。自分に自信がなくて仲間に声をかけることができなかった。
そんな彼らが、最後まで声を出し、仲間を鼓舞し、歯をくいしばって前を向いてボールを追いかけていく姿にたくさんの感動をもらいました。悔しい結果だったかもしれません。でも、確実に歩みを進めました。みんなと一緒だったから頑張れたということを忘れずにいてほしいと思います。離れた場所からパワーを送ってくれた仲間がいました。心温まる差し入れをしてくれた元チームメイトのご家族がいました。しっかり心に届きました!ありがとうございました!
関西大会に向けて、練習から共に頑張ってくれた5年生には心から感謝しています。これからも一緒に成長していきたいです!
大会開催にあたり、ご尽力頂きました関係者の皆様、対戦チームの皆様には心より御礼申し上げます。勝ち残った4チームの皆様全国大会頑張ってください!応援しています!
1つの区切りがついた6年生ですが、また新たな目標に向かってフライアップまで駆け抜けていきます。これからも応援よろしくお願いします!