① こんな14人の集合体!
3年生は現在、男子選手13名、女子選手1名、計14名のチームです。実に多様性にあふれた個性的なメンバーの集まり。ひとりひとりが全く違うタイプでありながら、どこかとても似た部分もある、不思議な14名です(笑)。
そんな3年生がチームスローガンとして掲げた言葉は、『絆(きずな)』。
まだまだ、『絆』という言葉の本質を理解していないであろう8、9歳の彼らが、感覚として、それがラグビーというスポーツに欠かすことの出来ないものだと肌で感じているのだと思います。ラグビーをプレーするために、ラグビーを知るために、その感覚こそが大切で、彼らが日々の練習や試合の中で気付きを持っているとしたら、我々コーチ陣にとっては何より喜ばしいことです。
足の速い子、パスの上手い子、タックル大好きな子、おとなしい子、明るい子、泣き虫な子、負けず嫌いな子。スキルだけでなくキャラクターさえも、ラグビーには生かされます。そして、その多様な素材が絶妙に混ざり合い、最高の『絆』として結束力に繋がるのがラグビー。私たち3年生は、他のどの学年とも違う、唯一無二の魅力的なワンチームを目指します!
② 記憶に残る試合
今年度の夏合宿で交流させて頂いたキッズラグビーとりみさんとの試合です。寝食を共にした合宿の空気感も相俟って、これまで以上に選手たちにとって熱の入ったゲームとなりました。試合中の状況判断、ポジショニング、声掛け等、選手自身が役割をしっかりと踏まえ、ミニラグビーを開始してからのターニングポイントとなった試合だったと思います。
③ 今後の目標!
3年生になり、いよいよコンタクトプレーが導入されました。タグラグビーで学んだ基本スキルを生かしながら、ここからがラグビーの醍醐味となっていきます。この時期の子どもたちは、まだまだ体格差が著しく、試合でも自分より大きい選手にぶつかる機会はたくさんあります。タックルがこわい。そう思って怯んでしまう気持ちは、当たり前のこと。逆に「こわい」という気持ちは持ち続けてください。その気持ちが謙虚さを育て、相手に痛みを伴う行為をすることへの敬意を払うことに繋がります。我々3年生は、フィジカル面の強化にのみ特化することなく、メンタルの大切さを充分に理解した、永い人生における一流のラガーマン、ラガーウーマンを目指します!
3年コーチ&育成会一同