西宮甲東が大切にしているもの
ラグビーをすると『いい子』が育つんですよ!
西宮甲東ジュニアラグビークラブでは、ラグビーを通して『子育て』をすることを重視しています。
ではなぜラグビーで子育てをするのか。
それは、ラグビーが『仲間を思いやり、助け合うスポーツ』だからです。
ラグビーは、『紳士のスポーツ』と言われています。
タックルやスクラムなどの動きに代表するように、『体をぶつけ合う激しいプレイが多いスポーツだから気性の荒い子どもになるのでは』と考える方がいらっしゃるかもしれませんが、だからこそ他人の痛みが分かり優しい心が育つということです。
全員で力を合わせてボールを繋ぎ、時には身体をはりながら、仲間を思いやり助け合った先に、共通の目標である『トライ』がある、一人だけが頑張ってもトライ(点)に結び付きません。
逆に一人が手を抜いてもトライは取れません。
試合相手に対しても、試合終了の笛が鳴ってレフリーの『ノーサイド!』の声とともに、先ほどまでは敵同士でもお互いの健闘をたたえ合います。
ラグビーは、
『チームワークなどの協調性が身につく』
『他者を認めリスペクトする気持ちが養える』
だからいい子が育つスポーツなんです。
そして『ラグビーで子育て』の最大の魅力は、タックルやパスなどのプレイ一つ一つの積み重ねに、『子ども自身が自己肯定感を持ちやすい』ということです。
『タックルをして相手の突破を止められた!』
『向かってくる相手を振り切り、味方によいパスが回せた!』
など、たとえトライ(得点)や勝利にならなくても、一つ一つのプレイの成功体験の積み重ねが自己肯定感に結び付き、ひいては他者を認め敬う気持ちを養っていくのです。
ラグビーは、どんな子でも活躍できるポジションがある!
『小柄なんですが、ラグビーできるんでしょうか』
『女の子でも入会できますか』
『走るのが遅いんですが』
ラグビーを始めるにあたり、このようなお声をいただくことがありますが、心配いりません!
ラグビーは『○○じゃないとできない』スポーツではないんです。
自分の特性を強みに変えて活かせるポジションを見つけられるスポーツなんです!
危なくないの!?
西宮甲東のコーチ陣が一番意識してること、それは『安全』です。
確かにラグビーはコンタクトプレーが多く危険なイメージがあるかと思いますが、例えばコンタクトプレーに代表されるタックルも、正しい姿勢を身に着けて行えば、決して危険なだけのプレーではありません。
『安全』にラグビーができるよう、コーチたちはどうやってそれを子どもたちに伝えようか、日々考えています。
また、日本ラグビーフットボール協会では、それぞれの年齢にあったルール・形式が定められ適用されており、コーチも講習を受けています。
幼稚園から小学2年生は、タックルの無いタグラグビー
小学3年生から6年生は、ミニラグビー
が採用されています。
タグラグビー<幼稚園~小学2年生>
ラグビーの楽しさをお子さんたちにも味わってもらうために開発されたボールゲームです。
ラグビーのように身体をぶつけることがないように工夫されているため、安全に楽しむことができます。
腰につけた「タグ」と呼ばれる2本の紐を取り合いながら、ゲームを進めていきます。
基本的なルールとしては、攻め手はボールを持ちながらパスを回したりしてゴールに向かって前進。
ラグビーと同じくパスは後ろにしか投げられません。守り手はボールを持っている相手の腰についた「タグ」を取ることで、攻めるのを阻止することができます。
ミニラグビー<小学3~6年生>
子どもラグビーでは、小学3年生以上になると、タグラグビーからミニラグビーになります。
ミニラグビーとは、小学生を対象につくられた子供たちのラグビー型ボールゲームです。
中学年(3~4年生)高学年(5~6年生)に分けられ、より15人制ラグビーに近いルールになっていきます。
中学年と高学年の大きな違いは、
●人数:中学年→7人制、高学年→9人制
●ラインアウトの取り合い:中学年→なし、高学年→あり
などがあげられます。
3年生からはいよいよタックルなどのコンタクトプレーが始まります。
ミニラグビーでは、『安全』を最も重視し、楽しくラグビーを体感できるよう、いろいろなルール・反則・ボールの大きさ・グラウンドの広さなどが段階的に制定されています。
このように、それぞれの年齢成長過程に合わせて楽しみながらラグビーへの理解を深めていくことができます。