阪神南ふれあいスポーツフェスタ2025、尼崎スポーツの森ラグビーフェスタ交流試合に、幼稚園から6年生まで全学年で参加させていただきました!

前日の会場設営から、当日のタグ・ミニ両会場でのスムーズな進行、試合開始前後のお声がけをしてくださった尼崎ラグビースクールのコーチ・保護者の皆さまに、この場をお借りし感謝申し上げます。6月の阪神リーグぶりの阪神間の対抗戦とあって、選手たちも毎年ドキドキ楽しみにしている交流試合です🏉✨


最初の試合は、相手チームに圧倒された場面もありました。いつも大きな声でチームを盛り上げる選手でさえ声が出ない状態。そんな時でも、「一本とるぞー!」「元気だせー!」と鼓舞する声かけをする選手が一人でもいると、その気合は伝播していくようです。どんなに追い込まれても、信頼できる仲間と励まし合えるところがこのチームのすごいところ。


試合後コーチからは、「相手も同じ5年生。どんなに強くても大きくても、自分から先に体を当てにいけば通用する。何も恐れることはない。今回はいい勉強させてもらったね。相手の強さ、上手さを素直に受け取って強くなろう。」とコメントをもらいました。相手チームには、5年生でもこれほどできるんだという伸びしろをみせてもらったと感じています。



2試合目は、相手に合わせず自分たちのラグビーをすることを意識しました。各ポジションの弱点を他でカバーするのではなく、そのポジションの選手たちで克服していけるよう試合の中でも訓練を積んでいきます。

5年生チームは、試合でのコミュニケーションがとても豊富です。ポジションが違っても選手同士で試合中もアドバイスし合って戦い抜きました。


今回印象的だったコーチからのコメントは、「下を向いていたら見えるものも見えない。前を向けば見えるんだ。うまくいかない時こそ前を向いてプレイしよう。」という、人生にも通じるような言葉です。選手たちも、苦しい試合こそ目線を上げていこうと心に刻んでくれていることでしょう。

今回も西宮甲東の5年生全員がとても輝いていました。雨で手からすべり落ちる楕円形のボールをつかみにいき、仲間へパスをつなぎトライを目指すかっこいいラグビーができました。

9人制のミニラグビーで今回は10人しか参加選手がいませんでした。ギリギリの人数で挑みました。コーチも育成会もハラハラしながら試合を見守ります。ほとんどの選手がフル出場です。怪我人が出て途中から8人になった試合もありました。やったことがないポジションで出た選手もいました。それでも諦めずに最後まで戦いました。

尼崎スポーツの森ラグビーフェスタでは、「ママタグ」試合があります。ママたちがラグビーボールを持って奮闘。たった5分間小さなコートでラグビーしただけで息切れしてしまいました。25分間コートで走り続ける選手たちのすごさをママたちも痛感して、あらためてたくましさを実感しました。そしていつもよりたくさ子どもたちを褒めることができました。



ある選手が、「試合中は雨降ってた?」と聞いてきました。
大雨でしたよ。
集中していて雨なんて気にもならなかったようですね。

5年生で対戦してくださった芦屋ラグビースクール、西宮ラグビー少年団のみなさま、応援してくれた伊丹ラグビースクールのみなさま、ママタグで同じチームで戦ったみなとラグビークラブのみなさま、携わってくださった関係者のみなさま、ありがとうございました。